金持ち父さん貧乏父さんのまとめと感想!どうやったら金持ちになれる?

金持ち父さん貧乏父さんのまとめと感想!どうやったら金持ちになれる? book



さて今回は「金持ち父さん貧乏父さん」についてのレビューをしていきたいと思います!

私
今のまま働き続けるのは正直不安…

金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ時、私はこんな感想を持ちました!

この本の簡単な感想

  • 勉強しよ
  • 働く目的考えよ
  • とりあえず自己投資

はい、小学生でももっと上手く言えそうですね(笑)

 

「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで欲しい人

「金持ち父さん貧乏父さん」を特に読んで欲しい人はこんな人です!

この本を読むべき人

  • ただ支払いのために働き続けることに疑問を抱いている人
  • 今までのお金の概念に疑問を抱いている人

まさに私だって思った人も真逆だと思った方もまずはこの記事を読んでみてください! 

「金持ち父さん貧乏父さん」の著者

この本の著者はロバート・キヨサキさんとシャロン・レクターさんです。

ロバートさんは、実の父である貧乏父さんと友人の父でありロバートさんに色々教えてくれた経営者でもある金持ち父さん(第二の父)の二人から多くのことを学びました。

世の中の常識(貧乏父さん)と非常識(金持ち父さん)どちらにも触れた著者だからこその考えが色濃く出ています。

「金持ち父さん貧乏父さん」の基本情報

ざっくり金持ち父さん貧乏父さんの概要をまとめるとこんな感じです。

  

  

初版 2013年
出版社 筑摩書房
ページ数 272ページ
所要時間 3時間30分
難易度 ⭐⭐
オススメ度 ⭐⭐⭐⭐

ページ数は多いですが、半分物語調になっていて分かりやすい部類なのでおすすめの1冊です。

「金持ち父さん貧乏父さん」超要約

要約
それでは早速本書の内容についてお伝えします。

作者が伝えたいこと

お金について学ばないからずっとお金のために働くことになる。世間の常識は金持ちの非常識かもしれない。

資産を増やすことができないのは、あなたにセンスがないのではなく、世間の常識に囚われて自分でお金を生み出すことに躊躇しているからだ。

先輩
先輩
要するに資産を賢く増やそうね!ってことが言いたいのね!

概要

「金持ち父さん貧乏父さん」では以下の6つの教えについて、具体的に深堀する流れで構成されています。

  • 金持ちはお金のために働かない
  • お金の流れを読み方を学ぶ
  • 自分のビジネスを持つ
  • 会社を作って節税する
  • 金持ちはお金を作り出す
  • お金のためではなく学ぶために働く

ここでは各教えについて共感した部分をいくつかピックアップすることで概要を説明したいと思います。

金持ち父さんの教え1:金持ちはお金のために働かない

  • 金持ちと貧乏とを分ける差だ、資産と負債に関する知識だ
  • 人は恐怖に駆られて仕事をしている

ここでは上記の金持ち父さんの言葉の意味を深堀する章になっています。

まず資産と負債についてはこんな言葉に代表されています。

金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。

ここまででも金持ち父さんの教えは結構衝撃的ですが、もう少し具体例で見ていきましょう。

例えば家についても、一般人(=貧乏父さん)は資産だと思い、一方で金持ち父さんは家は負債だと言うのです。

確かに、冷静に考えれば持ち家は住宅ローンや維持費、税金など多くの支出が生じますよね。

つまりお金持ちにとっては資産とは自分のポケットにお金を入れてくれるもので、負債とは自分のポケットからお金を取っていくものを指すのです。

そしてこのようなお金の知識がないから、恐怖を感じずーっと税金やローン、クレジットカードの返済のために働き続けるのだと言っています。

私
自分が資産だと思っていたものが負債だったなんて衝撃だけど、納得感はある…

他にもこんな言葉からも、お金に関する知識がないことが、ずっとお金を追い続けることになる(ラットレース)理由だと説明しています。

  • 学校はお金のために働く方法を学ぶところ
  • そしてだれもお金のために働くことこそが貧乏になる理由だと気付かない
私
「学校はお金のために働く方法を学ぶところ」ってその通りじゃないの?意味が分からない…

このように思った方はここでは説明しきれないので『金持ち父さん貧乏父さん』を読んでみてください。

この真の意味が分かった方は、お金持ちへの一歩を踏み出したと言っても過言ではありません。

簡単に言うと学校は働き方は教えてもお金の稼ぎ方は教えてくれないって感じです。

もう一度違う良い方でまとめるとこんな感じ。

  • 中流以下の人間はお金のために働く
  • 金持ちは自分のためにお金を働かせる
先輩
先輩
まずは資産をはっきり理解して、積極的に資産を増やすことが大切なのよ!

金持ち父さんの教え2:お金の流れを読み方を学ぶ

この章で金持ち父さんが教えてくれたことはこの一言で表せます。

給料がなくても月々の支出をまかなえるかどうかが裕福であるかの線引きになる

つまり、資産からの収入を増やし、支出をできるだけ減らすことの重要性が説かれています。

一番分かりやすいのが、賃料で収入分を稼ぐことですが、他にも株やブログなど色々資産の考え方はあると思います。

一度このルートに入りさえすれば後は必要額だけを守りつつ自己投資やさらなる投資に回せるので良い循環が生まれそうですね!

金持ち父さんの教え4:会社を作って節税する

この教えでは節税する方法と言うより、少しでも賢くお金を稼ぐために必要な知識としてファイナンシャルインテリジェンスが必要であるという点が興味深かったです。

ファイナンシャルインテリジェンスとは

  • 会計力・・・財務諸表が読める
  • 投資力・・・想像力
  • 市場の理解・・・需要と供給
  • 法律力・・・税への優遇措置、会社によって与えられる保護、ゲームのルール

のことを指します。

それぞれは別に特別な能力ってわけではないですよね。

勉強すれば必ず身につけられる能力なので、ここは絶対にマスターしたいところです。

本書でも、事あるごとにこの能力がお金持ちになるために必要な要素だと述べられています。

お金のためではなく学ぶために働く

ここで印象に残ったのは2つでした。

  • 専門を極めるより広い知識を
  • 専門的知識の中で必要なのはセールスとマーケティング

専門的知識はもちろん大切です。

ですがこのように考えてみてはどうでしょうか?

あなたはマクドナルドより美味しいハンバーガーを作れるかもしれない。
しかし、おそらくマクドナルドより稼ぐことはできない
その理由は、ハンバーガーを美味しくしようとそれだけに集中してビジネス戦略に無知だから

要するに、専門的知識があってもそれだけじゃビジネスは成り立たないよね!ってことです。

さらに言うと、金持ち父さんは専門的知識なんて専門家に任せれば良いんだというスタンスでした。

それでは金持ち父さんの教えはここら辺にして、じゃあ具体的にどうすれば良いの?ってところを確認していきましょう。

実践その1:まず5つの障害を乗り越えよう

結局のところお金に対する知識を得るためには行動しなければいけません。

ですが、行動する時に5つの障害が出てきてしまうのです。

その5つの障害とは

  • 恐怖心
  • 臆病風
  • 怠け心
  • 悪い習慣
  • 傲慢さ

のことです。

ここで印象に残ったのは自己投資を後回しにしてしまう悪い習慣への考え方です。

自分だけかもしれませんが、本当に自己投資に回そうと思っても何だかんだであんまり回せないんですよね。

そんな人はこれをやると良いそうです。

自分への支払いを最初にする
私
いや、それじゃあ支払いはどうするの…

ってなりますが、それは他の人はプレッシャーをかけるけど、自分の投資にプレッシャーをかけてくれる人はいないからなんとかなるように人は頑張るそうです。

実践その2:スタートを切るための十のステップ

私
障壁は分かったけどそれでもなんだか明確なスタートラインがないとやる気がおきない…

そんな人は、
目的意識を持つことがおすすめです。

それも、「やりたくないこと」と「やりたいこと」の組み合わせで目的や理由を作ることが大切です。

もちろん10のステップと言うくらいなので他にも9個あったのですが個人的には一番取り組みやすいし確実かなと思いました。

「金持ち父さん貧乏父さん」からの学び

私はこの本を読んでこのような学び・思考法を得ました

  • 資産とはお金を生み出すもの
  • お金に対する知識の重要性
  • 直感の株式投資からの卒業

特に、モノは負債になりえるのでできる限り買わずそれよりも自己投資に力を入れることと株の運用にシフトすることが金持ちへの一歩なのかなと感じました。

さらに、お金について無知だと税金で一杯取られたり、至る所に転がっているチャンスを逃してしまうので定期的にお金に関する知識は仕入れてまたブログで情報発信しようと思います。

実際のアクション

以上を踏まえて、私は以下のことに取り組もうと思います。

  • 貸借対照表と損益計算書を作る
  • 整理整頓
  • 簿記の勉強
  • 自分の目的を考える
  • 自分への投資を先にしてみる
  • 今までに見ていない分野の本を読む

特に自分の収入と固定の支出は一度確認して見ようと思います。

感想

見開きの著名人のレビューはまさに自分の気持ちを代弁していて期待が高まりました。

一方で初版発行日が2000年ということで今の時代についていけているのか疑問も…

でもそんな疑問も冒頭数ページで一気に吹き飛びました(笑)

「父さんと母さんは収入も沢山あるし、おかげでぼくらは大きな家に住んでおもちゃもたくさん買ってもらえる。母さんの言う通りにしたら、僕も父さんと母さんのようにはなれると思う。がむしゃらに働いて、税金が増えたらそれを払うためにもっと働いて、それで結局借金だらけに終わるんだ。就職すれば一生食うに困らないなんて時代は終わったんだ。(以下略)」(p.9)

「安定してるからとか、福利厚生がしっかりしているからとか、給料が良いからとか言った理由ではなく、自分がやりたいからという理由で仕事を探して良いんだってことが良く分かったわ。」(p.15)

自分の悩みがばっちり書かれてこれは読む価値があることを確信。

本編も、世間の常識と非常識を金持ち父さん貧乏父さんではっきりと対立させていることで内容がスッと入ってきやすかった。

この本ではラットレースからファーストトラックがテーマだったが、ライスワークからライフワークとも言えるか?などのテーマも関わってきて自分の働き方を見つめるいい機会になりました。

金持ち父さんのまとめ

それでは今回の「金持ち父さん貧乏父さん」のまとめをしていきましょう!

  • まずは資産と負債に違いを知る
  • 恐怖に動かされていることを知る
  • 勉強と実践のバランスを上手く調整

どうだったでしょうか?もし面白そうだなって思った方は実際に読んでもらえたら嬉しいです!

先輩
先輩
まずはお金から目を背けることから卒業しましょう!


コメント

  1. […] 詳しくは『金持ち父さん貧乏父さんのまとめ』で見て欲しいのですが、ここから言えることは法律自体はこれからの世界で生き抜くために必須の知識であるということです。 […]

  2. […] […]

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